概要
ソロモンの檻-狂気と鮮血のコロッセオ-は人間とエルフが魔王軍とダークエルフの
同盟軍によって制圧された世界で生み出された人間やエルフの奴隷達を戦わせる
決闘競技「コロッセオ」を舞台に奴隷主になった主人公アスタロトが
奴隷を使って挑戦していく陵辱重視のエロRPG作品です。
3人の奴隷を育て、コロッセオの頂点を目指していきます。
ソロモンの檻-狂気と鮮血のコロッセオ-ってどんなゲーム?
ソロモンの檻-狂気と鮮血のコロッセオ-はサークルさんオリジナルの作品です。
基本的には、奴隷である三人のエルフパーティを育成して、
闘技場に挑むゲーム作品です。
闘技場に挑戦するには、名声と呼ばれる値が必要になり、
名声取得&レベル上のためにダンジョンに挑戦していきます。
ダンジョンでは特殊効果を持つアクセサリや
アクセサリ強化に必要な宝石も取得することができます。
ザコ敵などを倒すと、経験値も取得出来ます。
経験値を使用すると、各キャラを育成する調教が可能です。
調教は2種類あり、基礎レベルに関係するベースEXP上昇エッチと、
ジョブ固有の技を取得するのに必要なスキルポイントが貯まる
ジョブLvに関係するジョブEXP上昇の調教があります。
能力を上げたいときはベースEXPの調教、特殊技を覚えさせたい場合は
ジョブEXPの調教といった感じで育成をしていきます。
みなよつの購入動機
レビューリクエストがありましたので、プレイしました。
RPG的特徴
作品の長さ:
中編
(7時間ぐらい)
価格(レビュー記載時):
1,575円
主人公:
元傭兵のダークエルフ
戦闘方法:
・コマンド入力式タイプ
・王道系(武器を持って戦う)
やり込みシステム
・特定条件で手に入るレコード収集
・エッチシーン回収
エッチシーン傾向
・経験値を消費して調教エッチ
・コロッセオで各クラスのボスを倒すと陵辱エッチ
この作品の長所
この作品の特徴や良かった点は
エッチシーンのイラストが高レベル、スキルポイントを使用する育成要素、
周回プレイと連動したレコードシステム、わかりやすいゲームシステム説明の3点です。
長所1 エッチシーンのイラストが高レベル
エッチシーンのイラスト周り全般がすごく綺麗に出来ている印象がありました。
一部のエッチシーンでは、ループアニメーションもついていますし、
商業も顔負けなクラスの高レベルのイラストです。
とてもイラスト周りは綺麗に出来ている印象がありました。
販売ページにあるサンプルクラスのイラストが多用されているのは、
非常に嬉しいと感じました。
長所2 スキルポイントを使用する育成要素
この作品では、スキルポイントを使用してスキルを取得することが出来ます。
回復魔法から攻撃魔法、基礎能力を上げるスキルなど、多彩なスキルがあります。
方向性としては多彩なスキルがありますし、取得できるスキル数が決まっているため、自分好みの育成がしやすい作品だと思います。
長所3 周回プレイと連動したレコードシステム
この作品では、一定数お金を手に入れるなど、
特定条件を満たすとレコードといういわゆる称号的なものが追加されます。
また、このレコードを集めた数によって、初めからゲームをプレイすると
難易度を上げたりできたり、初期状態が有利に進められたりできます。
やりこみのためのシステムと周回プレイのボーナスに連動をつけるという仕組みが
珍しくて面白い印象を受けました。
長所4 わかりやすいゲームシステム説明
OP時にゲームシステムの説明があります。
このゲームシステム説明は数字や矢印などを使って細やかに説明していて、
すごくわかりやすい印象がありました。
丁寧に導入部分を作ってあって、より作品内に入りやすかったと思います。
こういう丁寧な説明は、すごくプレイヤーにとっても嬉しいと感じました。
この作品の短所
この作品の残念だった点、もったいないと感じた点は味方キャラとの交流がない、
悪堕ちインパクト不足、育成要素の限界が近いの3点です。
短所1 味方キャラとの交流がない
全体を通して、この作品では会話イベントが少ないです。
奴隷になった味方の少女達についても、
序盤と悪堕ち時以外はほとんど交流ありません。
そのため、少し味方キャラへ魅力を感じる機会が少ない印象がありました。
ところどころに、味方関連に関するエピソードや何かしらの話を入れてくれると、
より各キャラへ興味を持てる機会があってよかったんじゃないかと感じました。
短所2 悪堕ちインパクト不足
この作品では、一定以上のレベルになると悪堕ちします。
闘技場でイヤイヤ戦っていた彼女たちが、殺しを好むようになるよう変化します。
ただ、一つ前の短所でも説明した通り、あまり味方キャラとの交流がないため、
悪堕ち前の印象が弱く、堕落してもインパクトに欠ける印象がありました。
悪堕ち前に少しずつ心境の変化で困惑するヒロイン達を描くみたいなイベントが
あると、より悪堕ち時にインパクトが大きくなってよかったのではないかと感じました。
短所3 育成要素の限界が近い
この作品では、基礎能力を上げるベースLvとスキル取得に必要なスキルポイントを
上げるジョブLvに上限が設定されています。
この上限が以外に早いです。簡単に上限までいってしまいます。
もう少し、レベルアップについては調整がしてあると、
ゲーム性としてよかった感じがしました。
この作品をお勧めする人
・複雑過ぎない育成要素のあるゲームが好きな方
・高レベルなイラストのエロRPGがやりたい方
・陵辱系作品が好きな方
この作品をお勧めできない人
・キャラゲーが好きな方
・作業的な要素がある作品が好きな方
・世界観の広いRPGが好きな方
ソロモンの檻-狂気と鮮血のコロッセオ-のまとめ
ヒロイン達との会話も少ないですし、闘技場を中心に動いている世界観、
さらに全体的にシンプルなやりこみのシステムなため、人によっては
作業ゲーム感も感じる可能性が高い作品です。
その一方で、イラストやアニメーションの使い方、画面構成などは
多数のエロゲームを出しているサークルさんなだけあり、
とてもいい感じだったと思いました。
簡易的なSLGや育成ゲームが好きな方で、
イラストにこだわる方向けの作品だと思います。
サークルページ
すたじおおぐまさん
販売ページ
みなよつ個人的評価
76点
イラストのレベルは高く、音楽や作品の雰囲気も統一されていてよかったとは
思うのですが、キャラクターへのスポットがあまりにも当たっていなくて、
エロゲーをやっている感があまりない印象を受けた作品な気がしました。
悪い作品ではないとは思うのですが、RPGとエロ面がうまくつながり
切れていない印象が少し感じられた作品な気がしました。
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